イタリア旅行記

第7回 ひとコマ(齣)の話題(2)

駐停車禁止(ローマ)
バチカン美術館横の道路わきに建っていました。
丸い上の標識は日本も変わらないがレッカー車で吊り上げている下の補助版は日本では見かけたことがないものです。
文字よりもイラストでの表示がユーモアがあり、なーるほどと「くすっ」と笑って納得できる標識ですね。
トイレ(ミラノ)

イタリアの第一夜、ミラノのホテルに着いたのは現地時間AM1:00。
まず最初に入り込んだのがこの個室。
洗面所兼トイレに入るとご覧のとおり、蓋つき便器と蓋のない便器らしきものがありました。
このホテルは四ッ星マークで設備は悪くはないはずです。蓋付きの便器は水洗式ではあるが洗浄設備がついていません。横の便器に移って洗浄するのだろうか?と悩みました。それとも蓋のない便器は小専用か?
ミラノだけではなくほかの都市でもホテルのトイレは同じでした。
疑問を抱えたまま、一回も使用することなく旅は終りました。
旅の達人さま、差し支えなかったら教えてくれませんか。

トレビの泉(ローマ)

「ローマの休日」で一躍有名になったこの場所。映画のシーンを思い浮かべてやってきたのだが・・・。
後向きになって右手で左肩からコインを1枚投げると再びローマに来ることができる、2枚投げると好きな人と結ばれ、3枚投げると離縁することができる、といわれている。
来るのがいささか遅すぎた。50年前に来るべきであった。ガイドさんが教えてくれた作法で一枚だけ投げた。再度来るチャンスがあるか?
ご覧ください、この混雑ぶりを・・・・。
「スリにご用心」とガイドさんに念を押されては、ロマンチックに浸っている雰囲気ではありません。
泉の中の硬貨は、24時間防犯カメラで監視されているそうです、せちがらい世の中ですね。
オープンカフェ(ローマ・トレビの泉近くの路地)

人の往来が激しい路地で休憩する人たち。
騒々しい雰囲気の中でマイペースで時を過ごせるのは国民性だろうか。
足早やに見て廻る日本人のお客は、ここのテーブルでは見かけなかった。
こんな雰囲気を楽しもうという気持ちになれるのは来世のことか。
ミラノの空港に着いて手荷物を受け取る時間待ちの間、目をキョロキョロさせながら構内を見て廻りました。これといって珍しい出会いはありませんでした。
一つだけ注目したのが公衆電話でした。日本のスタイルと違っていたからでしょう。
翌日から、他の都市に移るたびに公衆電話が気掛かりになりました。
こちらはヴェネチュアの公衆電話です。
表立ったところではなく路地裏の暗い感じの場所にあり、電話機そのものもシルバー系で陰気な雰囲気です。
ローマ空港待合室の電話機。

最後の日、出国手続きを終えあと搭乗時間待ちで椅子に座り込んだら目の前に電話機がありました。
今度の旅で最初に気掛かりになったのがミラノの電話機でした。それから各都市で見かけました。それぞれの場所で電話ボックスは異なっていました。
イタリアを離れる最後になって電話機の前に座ったのも何かのめぐり合わせだと思い、シャッターを押しました。
ボラーレ・イタリア航空会社の機内食。

パンとマカロニがメーン。最初はご馳走だとよろこんでいましたが・・・・。
そのあと7日間、固いパンとマカロニ、スパゲチー攻めにへきへきでした。
8日目の帰国の機内食も、まったく同じメニューでした。
これで喰い納めだと自分に言い聞かせ詰め込んだところです。
旅行の間、飲み物はビールよりワインが美味しくなり、レストランの食前酒も機内食も飲み物はワインでした。

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