およそ200年前から染物紺屋を営んでいたこの場所に、五代目が明治34年に建築した建物で、建築当時の『町屋形式』を残した家だという。

三和土(タタキ)の広い土間。表側の3枚の揚げ戸になっている雨戸(写真ではよく見えない)
2階の表の雨戸は、外側に白漆喰が塗られ防火壁になっている。などが特徴。
この日は暑ったが中の土間に入ると冷んやりとして心地よかった。
現在は、津屋崎千軒民族館『藍の家』として市が保存・管理し、地域に根ざした各種展覧会やミニコンサートなどが開催されているという。この日は行事はなく閑散としていた。

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