先人たちの働く姿

 この写真集は昭和7年から8年(おおよそ70年前)に撮影された国道新設工事の記録写真の中から、働く人たちの服装や、工事機械、道具、工法など今では見かけなくなったものもを主に纏めたものです。
 セピヤ色の写真と現在の姿を比較しながらご覧ください。

なおこの写真の無断転載はお断りします。ご使用の場合にはご連絡ください。

第6回 器具・用具



練りあがったコンクリートをトロッコで運び、練り鉄板の上に下ろしているところです。土を運ぶトロッコの木枠とはちがい、鉄製で回転できるようになっているのが一歩前進ではないでしょうか。
下の写真と比較してみてください。




この写真は、いわばトロッコを分解したような写真です。
右端は台車をひっくり返した状態で車輪が見えます。中央の木枠は土を運ぶための枠で上の写真のコンクリートを運ぶ鉄製の枠とは構造がいたって単純です。左端には線路がありその上には台車が乗っています。この場面はトロッコの点検整備でもしているのかもしれません。




この写真はコンクリートを現場で練っている様子ですが、左端の大きな桶は水桶かも知れませんね。中央の四角な箱は取っ手がついています。たぶん材料(砂、骨材)を計る升のようです。その横には竹で作ったザルもあります。左端に見えるのは「タコツキ棒」のようです。これは今でも時々見かけるようです。

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