登り始めて2時間20分、やっとマタエまできた。凍った雪のために時間がかかった。
マタエの標高は1470m。700m登ったことになる。
階段状の横木は、登山者のためというより土砂崩落の防止を目的に設置された感じがする。
登山者には高低差も間隔も不規則で歩きにくかった。
マタエの分岐に着くと北風が強く吹き上げ、これまでの暖かな陽気は吹き飛んだ。
マタエから見上げた西峰。
マタエから見た東峰。
ここで西峰組と東峰組に別れる。
私は、西峰には以前登っていたので今回は東峰に登る。
岩場の急登は凍りついた雪で怖い、ストックを使ってバランスをとりながら足を交わす。
東峰の途中から見た、西峰の難所、鎖場付近。
東峰に向って団体のツアーがひっきりなしに上がってくる。
バックは湯布院温泉。
12時10分山頂に到着。
山頂で天気がおかしくなった。黒い雲に覆われ今にも降りだしそうな気配である。
山頂は寒い北風を覚悟していたが風は収まった。
マタエまで下山して昼食の予定であったが、予定を変更し山頂で20分の昼食タイムにする。
バスツアーの団体が30人、20人と何組も登頂し人で溢れた。ツアーの人たちは下で昼食を摂ってきたそうで記念撮影を済ますと早々に下山した。
東峰山頂より東方向を望む。
手前左は鶴見岳、中央右のガスに浮いている山はお猿で有名な高崎山。
昼食後、天気が悪くなりガスが発生しだした。5合目付近まで下山して山を振り返ると山頂はガスがかかっていた。
下山後は温泉入浴が定番になっているが、有名な湯布院温泉まで来ているのに、きょうはどうしたことか入浴の替わりにワイン工場見学。
いつも女性主動だがきょうだけは男性への心遣いか?
ワインの試飲を楽しみにしていたが期待はずれ3ccぐらいの1カップだけで終わり。

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