平成15年忘年登山

山 行 日   平成15年12月13日〜14日

今年もあと残り少なくなった。
今年の忘年登山は、雲仙山系の普賢岳〜国見岳〜妙見岳縦走であった。
登山のあとは雲仙から小浜に下りて海岸沿いの旅館で泊りがけの忘年会。総勢21名の送迎は登山口まで旅館がサービスで引き受けてくれた。
朝7時50分諫早駅裏ロータリーで私は乗せてもらった。その後いつもの集合場所であるJR西諫早駅前で勢揃いし、雲仙へ向った。
朝から快晴で、このごろ登山ごとに雨で腐りかけていた気分が久しぶりに弾んだ。
何時もはゴルフ場近くの池の原登山口からの出発だが今日は違った。仁田峠までバスで登り、ここからの出発である。
標高1000mの仁田峠駐車場に降りると、冷たい風が横から吹いてバスの中で温まっていた体温を一気に奪い去った。
雲仙はこの時期は閑散としている。広い駐車場には数台の車が駐車していた。
9時35分普賢岳へ向って登山開始。
仁田峠ロープウェイ口の展望台から見上げた今日の普賢岳(左)と平成新山(中央)。
紅葉も霧氷もない雲仙は淋しいが天気だけは上々である。
ここから約1時間で普賢岳に着く予定。平成新山は、依然として登山禁止が続いている。
予定通り1時間で普賢岳山頂に着いた。冷たい北風が吹いてはいるがたいした強さではない。
視界は良く、東には天草、熊本がはっきりと見える。西の方角には多良岳、長崎の山が連なっている。
ここから直線距離300mほどのところに平成新山ある。普賢岳より100m高い1450mの山頂からは白い蒸気が噴出している。数日前に降った雨が山体の熱で気化しているのだろう。
北側の斜面は日陰で寒々としているが南斜面は陽が当たり、ここからも白い蒸気が上がっていた。
普賢岳山頂の崖に大きな氷柱が下がっていた。
零度近い温度では、太陽が当たっても溶けている様子はなかった。
普賢岳から一旦降りて、紅葉茶屋の鞍部まで戻り、ここから国見岳へ登る。この鞍部で尾道からやって来た山の会30名近くのパーティーとすれ違った。この人たちは、昨夜8時に宇部を出て今朝8時半から登山開始、妙見岳、国見岳を縦走してこれから普賢岳へ挑戦するところであった。
今夜は小浜温泉で一泊、忘年会とのこと。もしかして同じ旅館ではないかと思って尋ねたら違っていた。
国見岳に11時50分到着。
国見岳から眺めると、南東方向にある妙見岳は仁田峠から見上げる山容とはまったく違っている。
この山頂の裏側にロープウェイがある。ローフウェイは工事中で運休していた。
妙見岳の神社で昼食。13時に下山開始。仁田峠を通過、一気に池ノ原登山口まで下りた。
ここには旅館のバスが待っている。
14時ちょうど、バスが待つ駐車場に着いた。
30分で今夜の忘年会会場である小浜温泉の旅館に着いた。
宴会は6時からになっている。旅館の用具を借りて、時間つぶしにグランドゴルフなるものをした。初めての経験でパットの前後も分からずに打ったらとてつもない方向に転がった。
眺めていると易しそうであるが実際にやってみるとなかなか思うように転がってくれない。
5人で2ゲームやったがトータルで最下位であった。
画像は、小浜温泉街に吹き上げる湯煙。この小浜温泉はいたる所から100度以上のお湯が噴出し、惜しげもなく海岸へ流れている。
気温が温暖で街路樹のハイビスカスは所々で真っ赤な花が咲いていた。
わがハイキングクラブは芸達者が多い。歌の上手な人も多いがカメラではその熱唱は撮れない。
ここでは熱演の隠し芸の一部をご披露しましょう。
この方は股旅物が大好き。バックミュージックがない時は自分で唄っての熱演となる。
この方は、まだ現役の造船マン。
昼間はダイアモンドプリンセスの完成を目指し忙しい毎日である。
山登りと歌が趣味で、ハイキングクラブの牽引者でもある。
私はこのクラブに入って5年になるがこの安来節は初めて見た。
腰の回し方、手先のくねりはプロ級であった。旅館に備え付けの衣装も良かった。
男性に負けじと、女性郡は覆面をして『色は黒いが南洋じゃ美人・・・』をご披露。
最後は、声に自信のある者達がコーラスでフィナーレを飾ってくれた。
宴会の締め切りは9時まで。
その後は部屋に戻ってまた酒宴の始まり。私は部屋に帰りすぐ寝込んだが宴会は12時まで続いたという。
今年の忘年会は笑いの連続で、飲み疲れ、踊り疲れの内に夢の世界へと導かれた。

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