巨岩・奇岩の黒髪山
山 行 日   平成14年8月25日

場   所   佐賀県有田町、西有田町、伊万里市、山内町の市町界

山   名   黒髪山(518m)青螺山(610m)

コ ー ス   乳待坊登山口(9:45) ⇒ 見返峠(10:05) ⇒ (10:55)黒髪山・天童岩(11:25)⇒ (12:05)見返峠(12:45) ⇒ (13:55)青螺山(14:15) ⇒ (15:00)見返峠(15:10) ⇒ 乳待坊登山口(15:20)


 黒髪山はこれで二回目の山歩きになる。
 一年前は梅雨の時期で雨と雷に見舞われた。もちろん雲に覆われ視界は悪かった。
 今回は天気予報は晴れマークであり期待して登山口に着いたが曇りで山はガスがかかっていた。岩の美しい景観に魅せられて、この山を目指すのだが今度もだめだった。やはり秋を選ぶべきであらう。
 しかし、近傍の市街地から近く、手軽に登れる山だけにこの天気にも関わらず登山者は多かった。また夏休みで、山の麓にある少年自然の家に泊っている子供達が団体で幾組にも分かれて登っていた。
 山内町役場のホームページには
『黒髪山の麓、木場村の庄屋清助の一人娘お君と、その村にやって来たキリシタンの新三郎、二人の悲しい恋物語が雄岩と雌岩にはある』と夫婦岩の伝説を紹介している。
黒髪山は岩が売り物のようである。
 今回の山行記録は巨岩・奇岩を主に写真で観て貰うことにしよう。


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乳待坊駐車場にある道しるべ
乳待坊登山口まではここから5分。
歩き始めるとすぐ目の前に雄岩がそびえ、覆い被さってくるような威圧感を感じた。
このときガスは切れていた。これから先天気は回復するだろうと期待したがだめだった。
天童岩に登りつくまでには鎖場とハシゴがある。岩も鎖も濡れて緊張した。
天童岩(黒髪山)山頂
残念ながらガスで視界ゼロ
山頂の岩にはめ込まれた陶磁の案内板
陶器の町・有田ならではのアイデア
ワイワイガヤガヤ、元気よく岩場、鎖場を登ってきた小学生たち。
「写真を撮るよー」と声かけたら大勢集まってきた。
黒髪山から下山の途中、天童岩がガスの中に墨絵のように浮かんでいた。
山頂には人が立っている。
見返り峠付近の展望台から見た雌岩
見返り峠付近の展望台から見た雄岩。
雌岩、雄岩は夫婦岩だから一枚の写真に収めたかったが一枚に収まる乳待坊公園からはガスで撮れなかった。残念。
見返峠から青螺山に登る途中、まもなくして鎖場がある。振り返るとこんな風景が・・・。三つ並んでそびえる岩峰の名前は?
鎖場でで休んでいる二人の登山者に尋ねてが「知りません」の返事
青螺山
見返峠から青螺山までほとんどが樹林帯のなかで視界は開けない。途中一箇所だけ中間点にピークがあり、ここからは青螺山が見える。
屏風岩
乳待坊駐車場北西方向に見える屏風岩。
下山したころにはガスも晴れ視界は広がっていた。

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