WWWBOARD Re: さのさ節のルーツは諫早の民謡?


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投稿者 管理人 日時 2003 年 9 月 08 日 17:17:45:

回答先: さのさ節のルーツは諫早の民謡? 投稿者 辻佳子 日時 2003 年 9 月 08 日 15:48:52:

以前、八天町のコッコデショを調べていたときに、長崎発の文化として「さのさ」には興味を持ちましたが、残念ながら「さのさ」のルーツは中国のようです。

江戸時代:長崎出島の唐人屋敷に出入りしていた丸山遊女が、中国の明清楽である「九連環」を長崎で広め、この曲に「唐人踊り=看々(かんかん)踊り」が付いて「かんかんのう」となり、江戸や大坂で大好評を博し全国に広まる。
歌詞も中国語から日本語に翻訳されますが、かなりいい加減に変わってしまったらしい。
明治時代:さらに歌詞が変わり、「梅ケ枝」や「法界節」となり、これらが「さのさ」に発展し、
大正時代:「船頭小唄」に繋がるということらしいです。

伴奏は、最初は月琴だったものが、日本で広がるにつれて三味線になったようです。
もともと花柳界の宴席で歌われたものですから、「都々逸」と同じように歌詞やメロディーなどは即興で歌われて、おもしろいものが残ったのではないかと思います。

「」内の複数の言葉を Yahoo! や Google でスペースを入れて検索してみてください。
驚くほどたくさん検索に引っかかってきますよ。



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